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ハリアナ以外の写真も置いてあります flicker 最近、投稿が滞りがちですが・・・ Yoshi's fotolog 日本針穴写真協会 関西支部のイベントお知らせページです。 ブログの形式をとっていますが、当面はイベントのお知らせ、報告の場所になります。 日本針穴写真協会関西支部 最新のコメント
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オリジナル現像液の調合の説明です。 繰り返しになりますが、1回分の調合量で、使い捨てです。 フェリドン 使い捨てマゼラー(0.2cc) すりきり1杯 ビタミンC 計量スプーン少々(1cc) すりきり1杯 重曹 計量スプーン 小さじ(5cc) すりきり1杯 水(20~25℃) 現像タンク1杯分 (350~650cc) 現像する15分ぐらい前に調合しています。 現像時間は基本25分で、最初の1分連続攪拌、その後、5分ごとに10秒攪拌です。 実際に使う道具は ![]() 1Lの空きペットボトル (計量カップ 100均) じょうご 100均 使い捨てマゼラー 30本入り、100均 計量スプーン 100均 計量カップはどちらでもいいです。 使う薬品は ![]() フェリドン ヨドバシやビックカメラ 50g 2500円くらい、 15g 100円くらい ビタミンC 薬局やインターネット通販 重曹 ホームセンターや100均 まずは水の量を決めます。 水の量は、現像タンクの所定量、僕の場合、ブローニー1本で590cc) もしくは実際にリールをタンクに入れて回してもじゅうぶん浸かる量 ![]() です。 この量の水を1Lのペットボトルに入れて、入ったところにしるしを付けます。 ![]() そして、中の水は捨てます。 薬品の計量ですが、さじを使います。 フェリドンは使い捨てマゼラーで、僕は容器の縁を使ってすりきり1杯を取っています。 ![]() 量り取ったのはペットボトルに移します。 ![]() ビタミンCは計量スプーン、少々で、すりきり1杯です。写真ではわかりにくいですが一応すりきりです。 僕が使っているビタミンCは劣化して茶色くなっています。本来の色は淡いクリーム色というか淡い黄色です。 ビタミンCは必要量以上あれば、現像結果に影響しないので、多少計量にばらつきがあったり、劣化していても大丈夫です。これも量り取ったらペットボトルに移します。 ![]() 重曹は小さじすりきり1杯です。 ![]() 全部の薬品を量り終え、ペットボトルに移したら、先ほどつけたしるしのところまで水を入れます。 水は、水道水でじゅうぶんです。 水を入れた後、ペットボトルのふたを閉めて、よく振って中の薬品を溶かします。あまり時間をかけなくても溶けます。 溶かすとき、炭酸の泡が出ます。 ![]() 溶かした後5分くらいおくと泡が消えます。 ![]() 泡が消えたら完成です。 水の量は最初決めて、しるしを付けたら、毎回計る必要はなく、次からはしるしのところまで水を入れたら大丈夫です。 僕は調合して、泡が消えるまでの間にフィルムをリールに巻いてタンクにセットし、泡が消えたら現像開始しています。 ステンレスタンクで、あまり気合をいれて攪拌するとかえって泡が立つかもしれません。僕はプラのタンクで回すタイプなので、泡で現像ムラになったことはありません。 現像時間は25分を基本に、フィルムによって調整する必要があるかもしれません。 僕の経験では T-MAX400 20分~25分 T-MAX100、ネオパン、フォルテパン(今はない)、イルフォードXP-2 25~30分 最初に現像するときは25分でして、結果から自分の好みの時間にすればいいと思います。 T-MAX400は現像時間によってネガの濃度がすごく変わります。時間が長くなるにつれてネガが濃くなっていき、コントラストが高くなります。 今まで、40分までしたことがありますが、40分はコントラストが高すぎるように思います。 フィルムによって、現像後に現像液が青くなってしまいます。 停止は水でじゅうぶんです。 水を、2,3回入れ替えればOKです。 定着は、市販の定着液を使っています。 水洗はじゅうぶんしたほうがいいです。 T-MAX系はフィルム中に「ステイン」という色素があって、特にT-MAX400は定着までの間に除ききれず、定着直後フィルムはピンク色になっています。水につけているとだんだん色素が抜けてピンクが抜けてきます。 多少のこっていても大丈夫ですが、あまりたくさん残っていると、色素が変色してフィルムベースに淡い黄色が残ります。僕は、タンクに水をためておいて、時間ごとに全部を交換していますが、5分か10分毎に交換して、水に色がつかなくなるまで洗っています。だいたい30分ぐらいだと思います。水洗中、光が当たっても大丈夫ですが、リールから外すと、水がいきわたらなくなり、フィルムベースにムラガできます。2,3本続けて現像するときは、この点に注意です。 後は水切り、乾燥です。 電子天秤やはかりを使わないので、一見適当でいい加減にみえますが、いつも同じように量り、同じ量の水を入れていたら現像結果はほぼ同じです。 ここ最近の僕のFlickrは全部この現像液を使っています。 試すのにちょっと気合がいるかもしれませんがもしよかったら試してみてください。 ![]() 最近、自分なりにフィルム現像液を調合して現像しています。 何事も一番初めに始めた人以外は先人の知恵を参考にしていると思います。 そこで、まず、僕が参考にした調合について書きます。 HB-N2について 去年、大阪のナダールで「HB-N2」という自家調合現像液のワークショップに参加しました。 HB-N2とは大阪芸大の里先生が考案した現像液です。 この調合でいいな、と思うのが、薬品の調合を計量スプーンでしてしまうところです。 それぞれの薬品を2.5cc(通常の小さじの半分の容量)の計量スプーンすりきり1杯で量りとるのですが、これは家庭用の天秤で計るより再現性があるかもしれません。 使う薬品の注意点は、ビタミンCで、HB-N2ではアスコルビン酸ナトリウムを使います。 アスコルビン酸は強い酸で、アスコルビン酸ナトリウムは中性です。 なぜ、これが大事かと言うと、調合で使う亜硫酸ナトリウムは弱アルカリで、酸と反応してSO2ガスを出します。これが臭いのです。中性のアスコルビン酸ナトリウムを使うと亜硫酸ナトリウムとの反応が防げます。 WEBで「HB-N2」で検索するとビタミンC でアスコルビン酸を使うと書いてあるのもありますが、要注意です。 もし、間違えてアスコルビン酸を用意してしまった場合は、亜硫酸ナトリウムとアスコルビン酸を混ぜる前に重曹(炭酸水素ナトリウム)を加えれば大丈夫です。このとき加える重曹の量はアスコルビン酸2gに対して重曹1gです。重曹はアスコルビン酸と反応して炭酸ガスを出して分解します。そして、後にはアスコルビン酸ナトリウム水溶液が残ります。 溶かす順序は フェリドン-アスコルビン酸-重曹-亜硫酸ナトリウムです。 PC-TEAについて この後、自家調合に興味を持ってウェブをさまよっていると、東京フォトネットというページを見つけました。 そこに「PC-TEA」という調合が紹介されていました。 これはNASAの技術者で、写真愛好家のPatrick Gainer氏が考案した調合です。 この調合のいいところはなにしろシンプルで使う薬品の量が少ないというところです。 他の調合ではたいてい入っている亜硫酸ナトリウムも入っていません。 この、PC-TEAという調合を見て、自分でも現像液の調合ができるんじゃないか、と思ってしまいました。 次の記事で僕の考えた調合を紹介します。 ![]() 僕はエプソンのプリンターを使っています。 今年の春まではA4のPM-890Cを使っていました。 エプソンのプリンターは1色でもインクタンクが空になると動かなくなる、インクがなくなりかけたらノズルのクリーニングができないという使い勝手が悪いところがあり、モノクロ写真のプリントアウトに関しては黒インクのみでプリントアウトすると粗く、カラーですると赤や青に転んでしまいます。 PM-890Cに関してはプリンタドライバーで色を調節してやればなんとか白黒に近いプリントアウトはできました。 そもPM-890Cが春先に壊れてしまって古いので修理できないと言われてしまいました。 僕は612とか618とかいうイレギュラーなサイズの写真を撮ったりします。そして、その写真を紙の長辺に合わせてプリントアウトすると大きくプリントアウトできません。で、常々ロール紙を使いたいと思っていたので、これ幸いとプリンターを買い換えることにしました。 で、何も考えずにオークションで買ったのがPX-G5000。15000円ぐらいだったと思います。 喜び勇んでプリントアウトしてみたら、カラーはいいけどモノクロは・・・。僕の場合どうやっても青に転んでしまいました。プリンタドライバーで、黒インクを指定しても青く転ぶ。何をやっても青く転びます。 なんとかならないかとインターネットを彷徨っていたら、QuadToen RIPというソフトを見つけました。 これは、プリントアウトする際のインクの吐出量をコントロールするソフトで吐出量のプロファイルを設定することもできますし、予めあるプロファイルを使うことも、プロファイルを組み合わせることもできます。 僕はウィンドウズなのですが、マック版はプリンタドライバーとして動くそうです。ウインドウズ版はQTRguiというプリントアウトソフトとして立ち上がります。 フォトショップなどで画像を調整しておいて、そのファイルをQTRに読み込んでプリントアウトします。 PX-G5000はフォトブラック、マットブラック、グロスオプティマイザーぐらいしか使いませんがこれらのインクの組み合わせだけでもいろんなプリントアウトができます。 このソフトで使いにくいのはプリントアウトする画像のサイズを、元の画像に対してなん%、という形でしかしていできないことです。ぼくは予めフォトショップで画像のサイズを決めておいて縮尺率100%でプリントアウトするようにしています。 あとはプリンターのモデルが外国仕様なので、自分のプリンターのモデルを調べる必要があります。 でも、モノクロのプリントアウトできちんと黒が出るということがこれほど面倒だというのもどうかしてると思います。でも、自分でコントロールしてプリントアウトするというのも楽しいもんです。 今回の画像は618の3穴ピンホールで撮りました。これをA3ノビのロール紙でプリントアウトすると幅が1mぐらいになりました。大きくプリントアウトするのは楽しいです。
f値の計算について考えてみました。 三平方の定理と図形の相似ぐらいがわかっていれば計算できます。 焦点距離の短いハリアナカメラだと。フィルムの中心と端ではハリアナからの距離が違ってきます。 特にパノラマだとその差は大きくなります。 フィルムの長辺 : 2A フィルムの短辺 : 2B フィルムの対角線 : 2C 最短焦点距離 : Dmin 最長焦点距離 : Dmax とすると ハリアナからフィルムの端は C=(A^2+B^2)^1/2 になります。 ![]() そして、フィルムの端からハリアナまでの最長距離は Dmax=(C^2+Dmin^2)^1/2 になります。 ![]() そして細かいことをいうとハリアナを通る光量も落ちます。 10円玉を斜めから見ると楕円になるのといっしょです。 ハリアナの径 : φ=2r とすると楕円になったときの短い方の径2r’ は 2r’=2r×Dmin/Dmax になります。 そして見かけ上の最小ハリアナ径 φmin=2(r×r’)^1/2 になります。 ![]() このようにして自作612カメラのf値を計算するとfの最小と最大の間に4段くらい差があります。 で、対角線の真ん中あたりでf値を決めると±2段くらいの差になって、リバーサルでなんとか撮れるということになります。 ![]() もし、欲しい方がいれば、計算式のエクセルファイルをメールします。 メールアドレスはy_ok70あっとyahoo.co.jpで、”あっと”の部分を@に変えてください。
いよいよ最後のシャッターです。 これは、みなさん凝ったのを作っていますが、僕のは簡単です。 用意するのはマグネットシート、両面テープ、パーマセルテープです。 細かい作り方もなにもない、一目瞭然です。 シャッター閉じているところ ![]() 開いているところ ![]() 枠の外周はフィルムケースのフタ、内周はブローニーのフレームの軸、シャッターの円の部分はブローニーのスプールか、太めのマジック、と型ははそこら辺にあるものを使いました。 マグネットシートをそのまま使うと磁石が強くてシャッターの開閉のとき、少しぶれてしまいます。それと、持ち運びの時シャッターの引っ張る部分が折れやすいです。 そこで、シャッターの裏側にパーマセルテープを貼ってみました。全面に貼るとシャッターが軽すぎて持ち運びの時ずれてしまいます。そこで一部分だけマグネットの部分を残すと丁度良くなりました。 どこまで覆うかはそれぞれの好みになると思います。 ![]() これで一応完成です。 実際にフィルムを入れてみると、きちんと作ったつもりでもどこか引っかかったりしてめげてしまいます。 工作より修正に時間がかかるかも知れません。 完成したところで、全体を見てみると、 表 ![]() 裏 ![]() 内部 ![]() です。 実際に撮った写真はこんな感じです。 ![]() このカメラは焦点距離が26~27mmなので612ホルガより焦点距離が短いです。その分端が流れるので、ちょっと雰囲気のある写真が撮れます。 ただ、このタイプの箱は焦点距離が変えられないのでいくつ作ってもほとんど同じ写りになってしまいます。 そういう意味では69サイズになってしまいますがフデバコの方がいろいろ工夫できて造りガイがあるかも知れません 作るのにちょっと気合いがいりますが、作り甲斐のあるカメラだと思います。 以上、612カメラの作り方でした。
今日は赤窓とハリアナ部分です。 赤窓もハリアナもフィルム枠に対して位置決めするので、作るのは最後の方になります。 赤窓の位置は上下方向はフィルム枠の真ん中、左右は巻き上げノブ側の端から3cmぐらいです。左右方向はあまりずれると最初か最後の写真が切れてしまうかも知れません。 穴の位置を決めたらドリルで穴を開けます。少し大きめの方が見やすいです。ちなみに僕のは直径7mmぐらいでした。 ![]() 赤窓の材料は、暗記用の赤い透明の下敷きを使っています。 ![]() 下敷きを穴より少し大きめに切って両面テープで穴の上に固定します。その上からパーマセルテープで目張りします。 ![]() ![]() このようにすると赤窓周りからの光漏れはありません。 話はずれますが、ホルガの光漏れも赤窓周りが多いです。僕が昔持っていたホルガは赤窓と本体の間に微妙な隙間があってそこから光漏れしていました。 次にハリアナ部分です。 本体のフィルム枠のど真ん中に2mmぐらいの穴を開けます。今回の工具箱は鉄板が厚いので万が一ケラれないように表側をテーパーにします。 ![]() 次はハリアナそのものです。 ハリアナはみなさんすごくこだわりがあるようですので、他の人の方がずっと上手に開けると思います。 僕の場合は大体銅箔を使いますが、アルミ箔でも大丈夫です。銅箔は5~10mm角ぐらいの大きさで十分です。 針は100均で買ったのを使っています。細かいことを言えば針先が急に太くなっていないのを選んだ方が作業しやすいです。 そしてカッターの下敷きとクラックスケール。 クラックスケールは線の太さがそれぞれの長さです。僕は針先が0.2mmの幅になる位置をあらかじめ目安を付けておいてその深さまで針を刺すようにしています。 ![]() 針はぐりぐり回しながら刺していきます。針を抜くとき、そのまま引っ張ると針が横にぶれたりして穴をだめにするので、ぐりぐり回しながら真上に抜いていきます。抜いた後裏表とも紙ヤスリでバリを取ります。僕は1000番以上の紙ヤスリを使っています。そして穴の周りをメンディングテープで補強します。 そして本体に開けた穴の中心にハリアナがくるようにパーマセルテープで固定します。ハリアナを開けた銅箔をメンディングテープで補強しておくと位置決めを失敗したときに貼り直ししやすくなります。パーマセルテールは1穴パンチで穴を開けるとハリアナを貼りやすいです。 ![]() これで、ほぼ完成で、残すところシャッター部分だけです
今回は一番地味で面倒な部分です。 何が面倒って、実物あわせできっちり作らないとスムーズに巻き上げできないからです。 まずは上下の仕切り(フィルムガイド) 6X9までのサイズだと上下何もなくてもあまり問題ないと思いますが、6X12ぐらいになってくると、縦方向のフィルムの反りの影響が大きくなってきます。で、フィルムガイドが必要になります。 作り方は前回の縦方向の仕切りに合わせた高さで121~123mmぐらいの幅にプラスチック板を2枚切ります。僕は強度対策で2枚重ねにしています。 ここで幅を欲張ると、写真の切れ目が無くなって、現像に出したらフィルムがカットされずに長巻きで帰ってきて、自分で切らなくてはならなくなります。 ![]() 次にコルクテープなどで高さを合わせて固定します。 ![]() このとき、巻き上げ部分の出来上がりによってスプールの高さが微妙に違うので、実際にスプールをはめて、それより内側1~2mm程度になるように厚みを調整します。巻き上げの反対側の下側は三脚穴を固定した部分の横はフィルムガイドとぴったりの幅になるようにコルクテープで埋めます。 厚みを決めてすぐに固定せず、先に縦の仕切りを固定します。縦の仕切りは、巻き上げ側とほぼ同じ要領です。 縦の仕切り、上下の仕切りを固定してからフィルムセット側の部分を作ります。横方向はスプールぎりぎりの幅にコルクでスペーサーを作ります。 縦方向はスプールの縦位置が巻き上げ側と同じになるようにスペーサーで調整します。このときのスペーサーのスプールに当たる部分をフェルトにすると巻き上げ時、特にフィルムが少なくなってきた時のスプールの引っかかりがなくなります。 縦位置がいいかげんだと、巻き上げるときフィルムが片寄りしてきちんと巻けずに、寄っている方の裏紙がくしゃくしゃになって光漏れの原因になります。 そして、厚み方向には、フィルム巻き上げの安定と巻き太り防止のためにクッションを作ります。 これは、戸当たりテープにプラスチック板を貼って作ります。このとき、スプールの端まで当たるのではなく、裏紙部分のみに当たるようにします。 ![]() ハリアナカメラを作っていてよく、フィルム最初は上手く巻けるのに最後の方になるとスムーズ見巻けない、最悪の場合引っかかって動かなくなる、そして、さらには巻き上げ部分が壊れてしまう、ということがありました。 どうしてか、ということを考えてみました。 ![]() フィルム最初は芯にフィルムがたくさん巻き付いているので、芯が太く、巻き上げるときに横方向の力が加わります。段々巻き上げていくとフィルムが減ってフィルムの芯が細くなります。このような状態で巻き上げると横方向の力に加えて上に引っ張り上げる力がかってスプールが上に動こうとします。このときに動き方によってスプールが微妙に傾いて引っかかってしまいます。 上下にフェルトをかますと多少スプールが傾いても引っかからずに滑りやすくなります。 また、下からクッションで押し上げてやることにより傾きにくくしてやります。 そして最後に仕切り板のフィルムが当たる部分にパーマセルテープを貼ります。特に縦方向の仕切り板には、貼らないとフィルムに傷が付きます。 そして、ここにも意外な落とし穴があります。 縦方向の仕切り板にパーマセルテープを貼る際、パーマセルテープはフィルムに当たる部分のみに貼ります。スプールの輪っかが当たる部分に貼るとスプールが滑らなくなってまわらなくなります。僕はこれで巻き上げ部分を壊したことがあります。 この部分、微妙な一あわせが多くて、作り始めると写真を撮るのを忘れてしまいます。 僕は今まで、今回書いた部分で何回も失敗してめげてきました。 言葉だけでわかりにくくて申し訳ないと思います。 次は赤窓とハリアナ部分の作り方を書くつもりです。
今回は、本体の遮光と巻き上げ部分について書きます。 ここからは失敗してもやり直せるし、ちょっと気楽になりますが、微妙な寸法精度が必要だったりして結構面倒です。 まずは遮光。 今回の工具箱はサイズはばっちりなんですが、箱の遮光はボロボロです。上下左右、すべての部分でちゃんとした遮光が必要になります。 まず、下の部分 ![]() かみ合わせの部分に黒いフェルトを貼ります。フタの裏側に両面テープを貼って、そこに幅5~6mmに切ったフェルトを貼っていきます。言葉で書くと簡単だけど、隙間が狭いので大変です。 次は上面。 ここはかみ合わせがないのでかみ合わせ部分を作ります。 プラスチック板、(僕は100均のバインダーをつぶして使っています。)を200X20mmに切ります。これを2枚用意します。 そして、僕は厚みを稼ぐために同じサイズのコルクを用意します。 まず、1枚目のプラスチック板を本体の上面に当ててノブ穴の位置にマジックでしるしを付けます。そしてその穴の位置に2穴パンチか1穴パンチで穴を開けます。ダイソーにペンチの先に穴あけが付いたような1穴パンチが売っているのでそれを使うのが便利です。 穴を開けたプラスチック板にコルクを貼って最初に開けた穴にあわせてコルクに穴を開け、コルク板を挟むようにもう一枚のプラスチック板を貼って、同じように穴を開けます。こうすると穴の位置がずれません。 そして本体に貼り合わせます。 ![]() この部分、作製途中の画像が無くて、完成後の写真ななってしまいました。 そしてフタの裏側にかみ合わせに少し当たるぐらいになるようにフェルトを貼ります。 ![]() そして両側の部分。上面のかみ合わせの部分を少しへこませて切ります。 ![]() これを箱の両側に貼ります。 これで、遮光はひとまず終わりです。最後に底の部分にだめ押しの遮光をします。 そして巻き上げ部分。 ここは寸法をきっちり作らないと、巻き上げの時にスプールがぶれてうまく巻き上げられなくなります。 まず、巻き上げノブを本体にセットして真ん中よりの仕切り板を作ります。 ![]() このように切ります。貼りしろは上だけにします。このときの高さは26mmぐらい、幅は現物あわせで下の部分を少しずつ切って合わせます。 貼りしろノブ分の高さを20mm下の部分から5mmぐらいを2mmぐらい切ります。 ![]() そして本体のノブにスプールをはめてぴったりの位置になるように仕切り板を両面テープで固定します。 先ほども書きましたが、ぴったりというのがポイントです。ここでスプールが傾くと上手く巻き上げられません。 そして反対側はコルクでスペーサーを作って、スプールを回すときにぶれないようにします。 ![]() スペーサーにはコルクテープを使うと便利です。コルクテープは大きいダイソーに売っています。 そして下の部分は戸当たり用のスポンジとプラスチック板、コルクのスペーサーで部品を作ります。 ![]() このとき、戸当たり用のスポンジだけだと、巻き上げ中の力でスプールが下にずれて空回りしてしまいます。 だから、下の部分を仮組みして、実際にスプールをセットして、手でスプールを押し下げても空回りしない程度にスペーサーの厚みを設定する必要があります。また、スペーサーは側面の仕切り板を固定する役割もあります。 そして、仕切り板の反対側、三脚穴の部分との間にコルク板でスペーサーを作って仕切り板を挟む形で固定します。 ここまでで、こんな感じです。 ![]()
僕のフリッカーに今回説明している612カメラで撮った写真をアップしています。 今日は巻き上げノブと三脚穴について。 両方とも自作している方はそれぞれ工夫されていて、他の人が作ったカメラを見るとこれらの部分に目がいってしまいます。 さて、まずは巻き上げノブ これは、本当にアイデアがいるところ。 材料 M5のノブナット M5すり割り付き止めネジ M5四角板ナット M4もしくはM5のワッシャ です。 スプールの真ん中の穴に入るのがM5なのと、ノブナットの最小がM5なのでこのサイズを選びました。 ![]() スプールに引っかける部分はM4かM5のワッシャを半分に切って使います。 すり割り付き止めネジは、半分に切ったワッシャをはめることにより固定しやすくしています。 四角板ナットは、僕が探した中では一番薄いナットで、巻き上げ部分の台座に使います。 ![]() このように組んでワッシャ、止めネジ四角板ナットをエポキシ接着剤で固定します。このとき使うワッシャがM4だとスプールに全部入ります。M5だと一部分が入ります。ワッシャを90度に折り曲げて固定する方法もあります。この方が強度が増します。 ![]() このようにノブナットに付けてエポキシの硬化を待ちます。 ノブナットを使う方法は、組んだ後も取り外しができるので便利です。 次は三脚穴 材料 W1/4のナット MDF材 ボール紙のお化けみたいなので、切るにはノコが必要ですが木目がないので加工しやすいです。 MDF材を幅20mm、長さ50mmぐらいに切ります。 ![]() これの真ん中あたりに直径11mmの穴を開けます。 そこにW1/4のネジをはめてエポキシで固定します。このとき、ねじ穴にエポキシが入らないように注意してください。僕はねじ穴をテープでふさいでからエポキシで固定して最後にテープを剥がしています。 ![]() こうして作った部品を本体の穴の位置にあわせて内側からエポキシで固定します。 ![]() ![]() このとき、穴にあわせて固定するのが意外に難しいです。 本体の穴を少し大きめにしておくと多少ずれても大丈夫です。 ずれた場合は本体の穴をヤスリで削って穴にネジが入るようにします。 ちょっと面倒ですがこのようにするとねじ穴と三脚で本体を挟むことになるので、撮影中倒したりしても壊れる可能性が低くなると思います。 今回はここまでで、次回は本体内部について書こうと思います。
ホルガの612に刺激されて、自作しようとダイソーへ。 そこで見つけた工具箱、嬉しくなるくらい612にぴったりです。 ![]() 箱を選ぶときのポイントは奥行き30mmぐらいより厚いもの、高さ70mm以上、幅はフィルムのフォーマット+60mm(スプール2つ分プラスアルファ)以上です。 今回の工具箱は200X80X30mmで本当にジャストサイズです。 さて、箱を見つけたら、まずは穴開けです。最初に開けるのは、フィルム巻き上げノブと三脚穴の部分。 そのほか、フィルムカウンターとハリアナ部分の穴が必要になりますが、これらは最後に位置あわせしてから開けます。 で、フィルム巻き上げノブの穴。僕は直径5mmの穴をあけています。これは後から説明するノブによって穴径が決まります。ノブの穴の位置は箱の形状の関係で位置をきっちり決めないといけません。 横方向は左端から25mm(20mm~25m)、奥行き方向は端から13mmです。奥行き方向はスプールの半径やフタ部分の幅(18mm)から、いい加減にすると、穴がフタからはみ出たり、奥行き方向にスプールが入らなくなります。 ノブの巻き上げ方向とネジの向きから、ノブは左側がいいです。ネジ式のノブの場合、右側だと巻き上げるときにノブがゆるみます。 ![]() 穴を開けたらこんな感じ。 穴はΦ5のドリルで開けますが、いきなりΦ5で開けるより、小さい径から順番に3段階ぐらいで開けた方がきれいに開きます。僕は電動ドライバーの先にドリルを付けて開けていますが、ラチェットドライバーの先でもいけます。ラチェットドライバーも、ラチェットドライバーに付くドリルも100均で売っています。 ![]() ノブの作り方は後で説明します。 次は三脚穴。 これは箱の底の部分の適当な所に穴を開けます。僕は真ん中にしていますが、端だと三脚につけたままカバンにしまうとき、収まりが良くなります。 箱に開ける穴の径は6~8mmぐらいがいいです。後から説明しますが、三脚穴のねじ穴は箱の内側に付けるのでちょっと大きめの穴の方が後々楽になります。ねじ穴はW1/4のナットを使いますが、この外径が大体11mmなので、この外径より少し小さめにしてネジと三脚で箱を挟むような形にすれば、三脚穴の強度が高くなります。 こんな感じです。 ![]() 正直いって、5mm以上の穴を開けるのはちょっと大変です。僕は山型のドリルを持っているので開けられますが、昔は山型のヤスリでぐりぐりと穴を開けていました。 ここから先、巻き上げノブや三脚穴の作り方、等は別エントリーで書いていきます。
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